限りある時間の使い方～人生は4000週間、あなたはどう過ごすか～

どんな本か下記概略となります。

本書では時間の真相を表現している名著の中の名著です。

読んで絶対に損しませんので、ぜひご参照ください。

なぜ苦しいのか

1.人生はたったの4000週間

人生は約80年という言葉はよく聞くでしょう。あくまで平均寿命なのでもっと早い人ももちろんいます。
80年と考えるとまだまだ先に感じると思いますが、4000週間と言われると急に短く感じませんか？
(1年が約50週で80年として4000週間という計算です。)何故なら1週間はあっという間に過ぎるからです。

ほとんどの人にとって、「これからきちんと生きようとしたとき既にあとわずかの人生」だという言葉があります。
それでは、短い人生の中でどのようなところに注意するべきか説明します。

2.とにかく忙しい

あなたはとにかく忙しい忙しいと言っていませんか？いつか旅行に行きたいけど今は忙しいから、今のプロジェクトが終わったら旅行に行こうと言って何年も旅行に行けない人を何人も見てきました。

忙しい理由としては、「時間が空いたらゆっくりしよう。」や「落ち着いたら旅行しよう」などと先に休みの予定を入れないことでどんどん仕事や新しい予定が入ることでいつも忙しそうにしています。
常に忙しくしている人、忙しい忙しいと言っている人で日々が充実している人は少ないです。

3.本当にやりたいこと

あなたにとって本当にやりたいことは何でしょうか？
仕事を嫌々している人がほとんどですが、よくよく考えると働くことは本来楽しいことです。

自分が働くことで世の中や誰かに少なからず貢献しています。
なぜ嫌々しているか、それはやりたいことが出来ていないからです。

仕事に限らずプライベートでも、本当にやりたいことは何か文字で書き出してみましょう。
文字にすることで自分自身に問いかけ、本当にやりたいことをするために何を捨てるべきかが見えてきます。
人生はたったの4000週間です。嫌いなことに時間を使うことはいかに無駄なことかがわかります。

習慣を理解する

1.人は【休むのが下手】

人はとにかく休むのが下手です。待ち合わせ時間や昼休みといった休む時間にもスマホを操作していませんか？
それと同様で、予定が空いた際は休みを入れる前に仕事や好きでもない予定を入れてしまいます。

そんな中で、限りある大切な時間を上手に使う方法を説明します。それは、上記でも少し触れましたが休みを先取りすることです。当ブログで紹介していますが、【バビロン大富豪の教え】でも似たような習慣があります。
それは貯金を先取りする方法です。お金も時間も同様で、先取りすることでお金や時間に困らない生活を得ることができるのです。

2.人は【とにかく急ぐ】

先取りで休みを取ることとは反対に、やってはいけない習慣があります。
それは最短でゴールを目指すことです。ダイエットや投資を例に例えますが、早く結果を出そうとするとそれだけ失敗する確率が高くなります。

限りある時間の中でなるべく短時間で結果を出そうとすることは有効な時間の使い方とは言えません。かえって時間を無駄にすることになります。何事も大切なのは地道にコツコツ、シンプルに実行することです。時間においてもダイエットにおいても、ペース配分が重要です。

3.人は【失敗が怖い】

上記で地道にコツコツ実行することが大切と言いました。しかし、「準備が完全に整ってから」といった完璧な状態になってから実行する習性が人にはあります。

限りある時間を有効活用するためにも、失敗を恐れずにチャレンジをすることが大切です。「お金がたまったら海外旅行に行く」「TOEICが800点以上になったら留学する」「正解率100%になったら受験してみる」などと言っていたらいつまでたっても実行できません。失敗から学ぶこともあります。

少し前になりますが、林修先生の名言「今でしょ」がなぜあんなにも流行したのでしょうか。
それはその言葉が真相をついているからです。失敗を恐れずに何事もチャレンジしましょう。

呪縛から解放される

1.【目標達成】マインドからの解放

限りある時間を有効活用する際に、人には目標達成マインドが発生します。
目標に達成するためにいつまでに何をやらないと行けないといった予定でいっぱいになります。
そういったマインドから解放されるためには、やはり時間の先取りが大切です。

この本の本質はこれがメインと言っていいほど大切なことです。何かに向かって地道にコツコツ努力することは非常に素晴らしいことです。しかしそれに対してのゴールから現在地をしっかり把握しないことには時間をコントロール出来ません。目標を達成するなかで、限りある時間を有効に使いましょう。

2.【生産性】マインドからの解放

また、生産性のマインドも人には発生しており、こちらも同様にコントロールが必要です。
本書では、「なにも生まない趣味が最高」と述べています。

それはなぜかというと、人は何かを生産していないといけないという感情が発生することで、心から休みを取れていないからです。仮にメインの仕事が週末に休みで、趣味のスキューバダイビングを活かしてインストラクターをしているというのは生産性が出てしまい、これは仕事になります。これでは完全に休暇とは言えません。

アマゾンプライムで映画を見ることや、ダイエットを目的としない散歩など生産性を生まないことで、完全な休暇と言えるようになります。

時間の正体

1.誰と過ごすか

最後に、時間の正体についてお伝えします。
お金や食べ物、これは人と共有することで自分の取り分が減ることになります。
しかし、時間は共有しても減らないし、大切な人と共有することで幸せになります。

一人で見る花火よりも、大切な人と見る花火は時間が増えるわけでもなく奪われるわけでもありません。
時間をどのように使い、大切な人共有することであなた自身も幸せになれるでしょう。

まとめ

限りある時間の使い方と、時間の大切さを教えてくれる内容でした。
時間は誰にとっても平等であるから、有効に活用することで人生の満足度も向上します。
これまで学んだことを実行すれば、あなたは成功者の仲間入りです。

本書を読むことで人生の満足度が確実にアップし、自分の進む方向が見えてきます。
もしも今、下記のように思っている人はぜひ本書を手に取って実行してみてください。

・なぜか分からないが、いつも忙しい日々を過ごしている。
・残りの人生の時間を大切に使いたい。
・成功者はどのような時間の使い方をしているのか知りたい。

以上、【限りある時間の使い方～人生は4000週間、あなたはどう過ごすか～】の紹介とMASAMIなりの一部要約でした。本書は時間について確信をついており、誰にでもおすすめ出来る内容です。
限りある時間を有効に活用し、幸せな人生を歩み成功者の仲間入りをしましょう。
それでは、またの記事でお会いしましょう。