どんな本か下記概略となります。
- 機嫌がいい人の習慣を学べる
- 誰にでも実行可能な心の満足度を上げる方法を学べる
- 機嫌よく過ごすための方法を学べる
本書はいつも機嫌がいい人のお金、人間関係、口癖などの習慣が書かれています。
機嫌が良い状態と悪い状態で過ごすのでは日々の生活満足度に大きな差が発生しますし、機嫌良く過ごせればそれだけで幸せな人生を歩めますので是非手に取って読んでいただきたい本です。
これを学ぶことで自分自身が機嫌のいい人として日々を過ごせるようになります。成功者はどのような生活習慣を送っているか学べる本ですので、ぜひご参照ください。
基本の習慣
1.ベッドを整える
いきなり誰でもできそうな嬉しい内容で、「こんなことで機嫌がよくなるの?」と思いそうです。
しかし、寝起きにベッドを整えることで綺麗な状態で1日を始めることが出来て【小さな達成感】が生まれるのです。この本にも書かれていますが、【小さな習慣】がメインとなりますので、1つずつ丁寧に覚えていきましょう。
起きて早々小さな達成感を味わい、気持ちの良い状態でスタートすることでその後の1日も心に整理がついた状態で気持ちよく過ごすことが出来ます。
さらに、寝る前に綺麗な状態のベッドを見るだけでも嬉しくなるでしょう。逆にグシャグシャの状態のベッドを見た場合は頭の中もグチャグチャになりがちで、気持ちよく睡眠をとれる機会を逃しているのです。
これは小さなことかもしれませんが説得力がありますね。
誰だって汚い状態よりも綺麗な状態が良いに決まってます。
逆に、ホテルに泊まりに行った際にグシャグシャで汚い状態のベッドだったら・・・言わずもがなですね。
2.スマホで即調べる
「スマホで即調べる?」なんのことかと思いそうですが、機嫌が良い人というのは【好奇心や学ぶ楽しさ】を知っています。
例えばガソリン車はレギュラーやハイオクで走り、ディーゼル車は軽油で走ることを車を運転している人は何となく知っています。
しかし、それぞれなんの違いがあるのか?という疑問がふと沸いたときに、「まあ何となく仕組みの違いがあるんだろうな~」という人と、スマホで即に調べて「なるほど、 ガソリンは空気と燃料をシリンダー内で圧縮し、スパークプラグの火花で着火させる仕組みなのか。 一方ディーゼルは、シリンダー内の圧縮した空気に燃料(軽油)を吹きかけて自然着火させる仕組みなのか。」といったように疑問点を即調べる傾向があります。
機嫌がいい人は曖昧なことや知らないことを理解することそのものを楽しむので、それが楽しいことをして機嫌よく過ごしている形につながります。
今の時代はスマホで即ググれる状態ですから使わない手はないですね。
むしろ最近は【ユチュブる】ことでも学べることは沢山ありますので、
良いプラットフォームを有効活用しましょう。
3.自分をほめる
機嫌がいい人はとにかく自分をほめまくります。逆に機嫌が悪い人は自己否定をしがちです。
普通に考えてみるとわかりますが、自分のことを「できる人間」「大好き」「最高」といった自己肯定感が高い人と「ダメな人間」「大嫌い」「最悪」といった自己否定する人では自己肯定感が高い人が機嫌がいいのは目に見えています。
また、自己肯定感が高い人というのは周りの人の目から見てもそれほど疲れないものです。
というのも、「あの人はいつも自己肯定感が高くて機嫌がいい人」と見られます。少なからず魅力的に見えるのです。
逆に自己肯定感が低い人と一緒にいると「自分も同じ人間という目で見られそう・・・」など敬遠されます。
自己肯定感が低い人は周りの人からしたら全く魅力的ではないので、ますます機嫌が悪くなります。
言葉というものは本当に大きな力を秘めてます。
自己評価や言葉を使用する際は、小さなことでもよいので否定的なことではなく、必ず肯定的な言葉を使用しましょう。
お金の習慣
1.経験にお金を使う
いつも機嫌がいい人のお金の習慣として、まず第一に経験にお金を使うことです。
お金の使い方は人それぞれ千差万別あります。機嫌がいい人は人間には欲が際限なくあることを理解しており、物欲を満たすことよりも経験にお金を使うことの方が幸福度を得られることを理解しています。
経験にお金を使うというのは、大好きな人や家族と旅行に行って様々な経験をしたり、寄付やボランティアなどをして自分が社会に貢献しているという実感を得ることです。
試しに1000円でも良いので自分自身に何かを使うことと、大切な人や家族や友人などにお金を使った場合とどちらが嬉しいか実行してみるとわかります。
人が喜ぶ姿をみたり誰かの役に立てたと思うと自分も幸福になれるのが人間の真理なのです。
20代のころの私は経験にお金を使うことは多かったですが、それは自分だけの経験でした。30代から家庭を持ち、妻や子のためにお金を使う方が幸福度が高まりました。私自身も例外ではないので保証します。
2.【お金がない】と言わない
機嫌がよい人は絶対に【お金がない】とは言いません。
仮に本当にお金が無かったとしても自らそのことを言わないのです。
【お金がない】ということで、周りの人から何かを誘う際も「あの人はいつもお金がないって言うから誘いづらいな」というように、孤立無援となってしまうのです。
また、言葉には大きな力があります。自分自身で【お金がない】と発言すると、例えそれほど貧乏ではないにも関わらず本当にお金が無い人、稼げない人になってしまいます。それにより自己嫌悪にもつながりますので、機嫌がいい人は絶対に【お金がない】とは言わないのです。
この言葉、学生時代の友人が常に言っている言葉でした。それにより結婚式に招待されず、旅行にも誘われず、最終的に孤立していました。マイナスの言葉は絶対に言わない方がいいですね。
3.他人のためにお金を使う
上記でも触れましたが、機嫌がいい人は他人のためにお金を使います。
分かりやすい例でおじいちゃん、おばあちゃんで機嫌が悪い人はあまりいませんよね。
おじいちゃん、おばあちゃんも若かりし頃は子育てや仕事など、我が子や会社の人に対して、上手くいかないことで機嫌が悪くなることは多々あったはずです。それは自分のことで精一杯になるので仕方がない部分もあります。
ですが現状はどうでしょうか。孫のためにお年玉やおもちゃを与えたり、町内会のボランティア活動に参加したり、子育てに苦しんでいる子ども世代のサポートをしたりと、人のためにお金を使っています。
そうすることで、自分自身も幸福度が上がることを知れるのでほとんどの方は機嫌がいい人ばかりです。
人は誰かのために生きることで幸福度が上がります。昨今は結婚して子どもを持つ人が減少傾向ですが、それも一つの立派な生き方です。そのような方は、周りの困っている人のためにお金を使ってみてはいかがでしょうか。その人が喜んでくれたら、自分自身も嬉しくなるはずです。
口ぐせの習慣
1.楽しい、幸せ、素敵、ラッキー
機嫌がいい人は常にポジティブな言葉を使用します。
実際に楽しくなかったとしても「楽しい!」という言葉を使用すると、不思議と楽しくなるものです。
逆に「つまんな」といったネガティブな言葉を使うすると、そのこと以外においてもつまらなく感じてしまいます。
「楽しい」「幸せ」「素敵」「ラッキー」といった言葉を使う人にはポジティブな思考の人が集まってきます。
逆に「つまんな」「最悪」「だっる」「ツイてねーな」という言葉を使う人に人望はありません。
否定的な言葉は読んだり聞いたりしててもしんどですね。
言葉の力はそれほど大きな影響力を持っていますので、必ずポジティブな言葉を心がけましょう。
ポジティブな言葉を使用していると心も豊かになります。当たり前のように使用する言葉が前向きな場合は自分自身も周りも幸せにする力がありますので、使わない手はありませんね。
2.布団の中ではいいことだけ考える
あなたは布団に入ってから嫌なことを考えていませんか?
寝る前に悩みや不安なことと考えて、十分な睡眠がとれずに睡眠不足になっていては非常にもったいないです。
布団に入ったら、マイナスなことは考えずにプラスのことだけを考えましょう。
「今日は嫌なことがあった」「明日のことが心配だ」と考えるか、「今日は楽しかったな」「明日はどんな楽しみがあるかな」と考えるのでは心のゆとりに天と地の差があります。
たとえその日に嫌なことがあってもそのことは考えずに、自分が楽しいと思えることを考えることが大切です。
そうすることで、心にゆとりを持つこともでき、本当に楽しいと思えることに打ち込めるようにもなるのです。
嫌なことがあって、なかなか眠れない夜は誰もが経験あるでしょう。ですが思い返してみると、そんなこと考える時間がもったいなかったと気づくのです。大切なのは、日々を楽しく生きることですね。
3.【大したことない】と言う
機嫌がいい人は、どんなトラブルがあっても「大したことない」と考えています。
また、「何かトラブルが起きたらどうしよう」「常に不安だ」ではなく、「トラブル大歓迎」「波乱万丈どんとこい」のように、あらかじめ心構えをしているので本当に大したことないと思えるのです。
仕事をしていくうえで自分の中では大失敗のことも、周りと比較すると全然大したことがないという出来事は沢山あります。
あまり思いつめず、おおらかに物事を考えることで機嫌よく過ごせるのです。
このマインドに達することが出来ると、仕事においてもプライベートにおいても心が不安に動じることがなく、頼れる存在として周りから羨望の目で見られます。マインドは非常に大切ですね。
時間の習慣
1.優先事項を絞る
機嫌がいい人は、常に優先事項を絞っています。
仕事をしていくうえで、沢山の依頼をされるとアップアップになって余裕が持てなくなります。
そこで、常に機嫌がいい人はやらないことを選ぶという選択をしています。
自分の中でやりたいこと、やりたくないことをしっかりと選別しつつ、本当に急ぎで大切な内容にフォーカスして打ち込むことで満足いく結果を得ています。
仕事においても、やらなくてもいいこと、自分ではなくてもよいことはやらないことで、心の余裕も日々のパフォーマンスも向上します。
仕事において「こんなことやらないでいいでしょ」という場面は多々ありますね。そしてその内容は後から見返すとどうでもいいことだったりします。自分の中で、必要か、不必要か見分ける力をつけましょう。
2.【時間がない】と言わない
機嫌がいい人は、時間がないなどとネガティブな言葉を使いません。
仮に多忙だとしても、その中で優先順位をつけて限りある時間を有効活用しているので時間がないという感覚にならないのです。
時間は誰にでも平等で1日24時間ですので、忙しかろうが忙しくなかろうが個人次第の考え方で大きく差がでます。
時間がないと思っている人は、「時間がない」というのではなく、「時間を作る」という点に視点をあてましょう。
同じ仕事をしていても、忙しそうにしている人と時間にゆとりをもっている人がいます。その差は限りある時間の中で本当に大切なものに時間を使っています。時間は人から与えられるものではなく、自分で作るものです。
3.やりたくないことはしない
機嫌がいい人は自分が【やりたくないこと】をしません。
当たり前ですが、やりたくないことを続けていたらいつまでたっても時間が足りないということになります。
そんなことのために時間を使わずに、自分が本当にやりたいことに時間を使いましょう。
誰もが、やりたくもないことをやったときに「あんなことやらなければよかったな・・・」という経験がありますね。人生はたった一度きりなので、後で後悔しないように自分自身がやりたいことに専念しましょう。
人生の終わりに後悔するほとんどのことが、「あんなに働かなければよかった」ということだそうです。しかし「本当に好きなことをやり切った」という感覚が持てれば、それが例え仕事だったとしても最高に幸せな人生なのではないでしょうか。終わりよければ全てよし。それは誰にでも言えることですね。そんな人生を歩みましょう。
まとめ
【いつも期限がいい人が継続している小さな習慣】を教えてくれる内容でした。
機嫌の良し悪しは生きていくうえで人生を大きく左右するので、有効に活用することで人生の満足度も向上します。
これまで学んだことを実行すれば、あなたは人生における成功者の仲間入りです。
本書を読むことで人生の満足度が確実にアップし、自分の進む方向が見えてきます。
もしも今、下記のように思っている人はぜひ本書を手に取って実行してみてください。
・常に機嫌よく過ごしたい。
・人付き合いで苦労したくない。
・機嫌がいい人の習慣をもっと知りたい。
どんな状況からでも人生は必ず良くしていけます。
たった一度きりの、あなただけの人生で、今日が一番若い日です。
人はなにものにでもなれる。今からでも。
行動をすることで豊かな人生を歩んでいきましょう。
以上、【いつも機嫌がいい人の小さな習慣】の紹介とMASAMIなりの一部要約でした。
機嫌一つで人生が良くなる考え方について細かく説明しており、非常におすすめ出来る内容です。
日々の生活満足度を向上させるために有効に活用し、幸せな人生を歩み成功者の仲間入りをしましょう。
それでは、またの記事でお会いしましょう。
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